<御由緒>
正保3年(1646年)に当時倉賀野に住んでいた田口右衛門辰政が外から帰宅すると、一羽の鳩が家の中に入ってきた。すると、あたりは真昼のように
明るくなり、鳩も輝いていた。やがて鳩は外へ飛び去った。
翌年の正月、辰政は二日の夜の初夢に、昨年の鳩が飛んでいる夢を見た。その年の3月22日の夜、大地震が起こった。夜が明けると倉賀野城三の廊の草木が
茂った場所に井戸ができていて、清水があふれ光り輝いていた。辰政が近づくと八幡大神が降現た。
これにより辰政はご神体を得、そこに社を建てたのが井戸八幡宮であり、霊泉信仰と八幡信仰が結びついて生まれた井戸八幡信仰である。
ということだそうです。