所在地
群馬県高崎市倉賀野町1263
問合先
倉賀野神社社務所
電話
027-346-2158
FAX
027-346-2184
御祭神
大国魂大神
御利益
医薬、縁結び、夫婦和合
<御由緒>
倉賀野神社は元々は飯玉神社といい、創建は古く崇神天皇の皇子である豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が東国平定の際、
帝から御愛石(神宝亀石)を授けられ、その石を御魂代として祭祀したのが始まりとされています。
また、倉賀野氏の始祖である倉賀野三郎高俊が社殿を造営し、以後倉賀野氏の氏神とされてきました。
明治10年、大国魂神社に改称された後、明治43年に現在の倉賀野神社に改称されました。
<橘物語>
本殿裏手に建つ石碑で、飯塚久敏(江戸時代末期・倉賀野宿出身の文人)が遺した著作の一つの「橘物語」
(良寛の伝記物語・多くの良寛伝の嚆矢とされている)の書き出し部分である「いまはむかしゑちごの国に良寛という禅師ありけり...」
が刻まれています。
おもに甲信越地方で広く活躍しながらも、地元では長く埋もれた文人であった飯塚久敏を顕彰すべく、平成7年に記念碑が建てられたそうです。
<鳥啄池(とりばみのいけ)跡>
倉賀野神社の社伝「飯玉縁起」に、鳥啄池岩屋における飯玉三郎と竜王による神仏習合の物語が説かれているそうです。
江戸時代末期、深さ八尺あり「宮原の一つ松」が枝葉十ニ間余に繁茂したようですが、元治二年(1865年)に枯れたようです。
神社の鳥居前道路改修工事完成時にそれらを偲び、池跡に平亀石や古三石を配して記念碑を建てました。